私のような混じりッけ無しのヲタクは往々にして『アニソンしか聞かねえだろ』みたいな目で見られてしまう。
だからアメリカンハードロックを初めとする洋楽をガンガンに鳴らして作業している現状を知ると
カレーパンだと思って齧ったら中身がカスタードクリーム(塩入)でしたみたいな変な顔をされる。
まぁ、どう思われようと私自身が変わるわけではないので構わないのですが
そこまで『これはヤベェ』みたいな顔せんでもいいじゃないですか。
その時の気分で愛用のギガビートにあれこれと洋楽を入れ替えて聞いておるので
それほど詳しくはないものの洋楽に対する興味は尽きないワケです。
しかも向うのPVって金のかけ方が違うのか製作者のセンスがそもそも違うのかとにかくレベルが高い。
Youtubeなんかをフラフラしていると見てしまうものです。
重ねて言いますが、好きですがそれほど詳しくないのです。
だから大半は事後情報というか、Youtubeなんかで見たり聞いたりした後に調べて
ああそうなのかと知ることが非常に多い。
そして見かけたGreen Dayの『Wake Me Up When September Ends』のPV
何言ってるかわかんねえよ!
っつーのがまぁ、本音ですよ。
しかしながら全体的な流れとしては彼氏が徴兵されて離れ離れになるのかな、と。
要はアレですよ。
余計な説明無しで、大体の本筋を映像だけで理解させてしまうというのが凄いのだ。
最近の日本のドラマやアニメはやたらと説明くさい台詞が入り込んで萎え萎えになることがありますが
映像作品とは本来そういった『言葉で説明する』必要がないものが望ましい。
ま、実際調べ回ってみたらちょーっと違ったみたいですが。
なんでもこの曲は『 American Idiot』というアルバムに収録されているらしい。
今ひとつセールスに伸び悩んだ彼らの起死回生の一発となったのが本作です。
全米アルバムチャート一位、全世界で700万枚の売り上げを記録し、グラミーの「ベストロックアルバム」を受賞。
内容もそれに違わぬグレードの高さで、音楽的な幅を広げながらも、
グリーン・デイならではのポップセンスと勢いが存分に発揮された仕上がりとなっている一枚。という解説がありました。
いやいや、好きなクセにまったく知らなかったというのはお恥ずかしい限りですが
私の周りに洋楽を好んで聞くような方は精々2人くらいしか心当たりがありませんで。
お二方ともお忙しいみたいなので、おいそれと連絡することもないものでして
結局こうやって自分で探し回って調べまわるというのが現状なのです。
話をWake Me Up When September Endsに戻しましょう。
直訳すれば『9月が終わったら俺を起こしてくれ』になりますが、なんか違う気がする。
『夏が終わったら俺を起こしてくれ』の方がいいか?
いやいや、ここは大胆に『9月の出来事が悪夢であってくれ』みたいな願望と捉えたほうがいいのかもしれない。
舞台はどうやらインランドの℃田舎で愛し合う若い男女が主軸のようです。
デートで立ち寄ったファストフードで払うお金が無く、代わりに彼女が支払ってるシーンがあります。
まぁ、金がねーのになんで買おうとしたんだよというツッコミは美しくないのでしないでおきましょう。
このお金の無さはこの青年に父親が居ないという背景が絡んでくるようです。
(この曲はギター&ヴォーカルのビリーが幼い頃に亡くなった父親に捧げたという)
田舎の為に仕事もなく金もない。
手っ取り早く雇用の方法を考えると『志願兵』というところに行き着く。
輪をかけてそういう町は戦争支援の風潮が強いというのも現実問題なのだという。
ブッシュ大統領が再選するにあたって、獲得した投票数の大半が都市部よりも田舎町だったのもこんな要因らしい。
そこで中盤で見られる言い合いのシーンになります。
『僕達2人の為に志願したんだ!
国民の安全を守る事で、君にとって僕が自慢できる男になれると思ったんだ!』
なにやらこんな事を言ってるそうです。
なるほどなるほど。
確かに男子たるもの恋人の自慢できる人間でありたいと思うのは至極当然。
しかしながら当の恋人の方はそんなもの望んでいない様子。
そんなことしなくていいから一緒にいて……。
そうは言ってもやはり世間体という物は気になるのが男心というもの。
(そうじゃない方もいるでしょうが、そう考えるとこの青年は立派である
噛み合わないというのはもどかしい。
結婚を認めてもらうためにも、生活を安定させるためにも彼が導き出した方法が志願だったのでしょう。
結局彼氏の方は愛する彼女を置いて軍に入隊。
切り落とした髪の分だけ、彼は自由を捨てた……そんなメッセージも込められているんじゃないですかね。
戦争を肯定する土地柄があることは否定できない事実。
『自らが国民の安全を守る!』という考えを証明し大人に認めてもらおうと志願する者など
田舎町に生まれ育った若者にはこれ以外考えられないケースが少なくない現実。
何故戦うか、それについては個人それぞれだ。
いかに理想を持っていても銃弾1発で人は死ぬ。
その事実を眼前に捉えた時、自分の本音が見えるだろう。
銃弾1発の死と引き換えにしても良いものとは何だろうか、と。
死を恐れるなとは言わない。
が、退いては見えぬ。
自分が理想家でありたいならば戦場には出るな。
そして戦場に出るならば死ぬな。こんな言葉があります。
戦場で飛び交う銃弾の下、彼は一体何を思っているのか。
踏みにじられていく現実の悲しみをこの曲を通じて伝えたかったでは?という方もいらっしゃいます。
なんにせよメッセージ性の強い深い作品である事は間違いありませんね。
果たして彼は生きて彼女の元へと帰る事ができたのでしょうか。
それとも……。
7年の歳月は父親が死ぬまで一緒に過ごした歳月。
20年の歳月は自分自身の命の終止符なのでは。
そんな見方があるようですね。
Wake Me Up When September Ends - Green Day
Summer has come and past
夏が来て、そして去っていき
The innocent can never last
無邪気な心に終わりがやって来る
Wake me up when September ends
9月の終りに、起こして欲しい
Like my father's come to pass
僕の父が過去になってしまったように
Seven years has gone so fast
7年の月日なんて足早に過ぎてしまった
Wake me up when September ends
9月の終わりに、起こして欲しい
Here comes the rain again
ほら、また雨が降ってきたよ
Falling from the stars
星屑から降って、
Drenched in my pain again
傷ついた僕をずぶ濡れにする
Becoming who we are
苦痛な想いに安息がもたらされる時
As my memory rests
僕等は正気を取り戻す
But never forgets what I lost
だけど、僕が失ったものを忘れはしない
Wake me up when September ends
9月の終わりに、起こして欲しい
Summer has come and past
夏が来て、そして去っていき
The innocent can never last
無邪気な心に終わりがやって来る
Wake me up when September ends
9月の終りに、起こして欲しい
Ring out the bells again
ベルが再び鳴り響く
Like we did when spring began
春が始まるとき 僕らがそうだったように
Wake me up when September ends
9月の終わりに目覚めさせて欲しい
Here comes the rain again
ほら、また雨が降ってきたよ
Falling from the stars
星屑から降って、
Drenched in my pain again
傷ついた僕をずぶ濡れにする
Becoming who we are
苦痛な想いに安息がもたらされる時
As my memory rests
僕等は正気を取り戻す
But never forgets what I lost
だけど、僕が失ったものを忘れはしない
Wake me up when September ends
9月の終わりに目覚めさせて欲しい
Summer has come and past
夏が来て、そして去っていき
The innocent can never last
無邪気な心に終わりがやって来る
Wake me up when September ends
9月の終りに、起こして欲しい
Like my father's come to pass
僕の父が過去の人になってしまったように
Twenty years has gone so fast
20年の月日なんて足早に過ぎてしまった……
Wake me up when September ends
9月の終わりに目覚めさせて欲しい
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